近年、注目を浴びているリモートワーク。皆さんの周りにもリモートワークで働いている人や、働きたいと考えている人はいるのではないでしょうか?
今回は、リモートワークを行うのにお勧めな場所について紹介します。
リモートワークとは?
まず簡単にリモートワークの概要について説明します。
リモートワークとは「remote(遠隔)」と「work(仕事)」を組み合わせた造語で、オフィスから離れた場所で業務を行うことを指します。
2020年頃からの新型コロナウイルスの流行に伴い注目された働き方で、多くの企業が導入しており、またリモートワークで働きたいと考える人も増えています。
リモートワークに最適な場所とは?
では、リモートワークに最適な場所を、良い点と注意する必要がある点を踏まえて紹介していきます。
1)自宅
リモートワークといったら自宅で勤務することをイメージする方が多いのではないでしょうか。
自宅で働くので通勤の必要がなく、その分睡眠や趣味などに時間を使うことができます。
プライベートと両立がしやすいこともメリットです。会社の就業規則次第ではありますが、朝にお子さんを保育園に送って、その後仕事をして、夕方にお迎えに行き、夜に再度仕事をする、といったスケジュールも可能です。
また、こちらも就業規則次第ですが、服装もオフィスに出社して仕事をする際と比較すると、軽装で問題ない場合が多いです。リモートで商談をする際などだけ正装をする、ズボンは画面に映らないので、軽装で問題ないでしょう。
2)コワーキングスペース
コワーキングスペースを活用する方も多いでしょう。
コワーキングスペースは、設備が充実しているので、自宅だと集中できないという方にとっては、良い環境でしょう。最近では、リモート会議用に個室スペースが完備している場合もあるので、打ち合わせも問題なく可能です。
特にフリーランスや事業委託の形式で働いている方にとっては、プラン次第では、自身の備品を置けたりして、オフィスのように使用することもできます。
注意点は、費用がかかることです。年間契約・月間契約、スポット利用などプランにもよりますが、毎日利用している場合、出費が重なって大きい金額になる場合もあるので注意が必要です。
ただ、自宅で行う場合に比べて高いかと言われると、そこまで単純な話ではなかったりします。
自宅で行う場合でも、机や椅子、通信環境の整備の費用や光熱費がかかります。コワーキングスペースで仕事をする場合、それら全て使用料に含まれており、その上で集中できる環境でもあるので、仕事内容や働き方、好みなどによって、選択していくと良いでしょう。
3)カフェなどの飲食店
カフェなどの飲食店もリモートワークの働き場所として多いです。
カフェで仕事をする場合、美味しい食事やコーヒーなどを楽しみながら仕事できることがメリットです。
もちろんコーヒーなどが常備されているコワーキングスペースもありますが、一般的には飲食店で出されるコーヒーなどの方が美味しい場合が多いです。
カフェで仕事をする場合には情報漏洩に注意しましょう。PCに横から見られないようなフィルターをはる、席を離れる際は重要なものは持ち歩く、重要・機密書類はそもそもカフェに持ってこないなど気をつけましょう。
また、通信環境にも注意が必要です。最近はwifiが付いているカフェも多くありますが、セキュリティ面で問題がある場合もあります。可能であれば、ポケットwifiなど自身で用意するのが良いでしょう。どうしても自身で用意が難しい場合、コワーキングスペースなどのセキュリティが問題ない場所で仕事をするようにしましょう。
4)ホテル
ホテルもリモートワークの場所の一つです。
近年のリモートワーク需要の高まりに伴い、ホテル側がリモートワークプランを出していることも多いです。
ホテルの場合、コワーキングスペースのように元々仕事ができるようには作られていませんが、机や椅子、通信環境などの設備面は整っているので、問題なく仕事できます。
また、仕事の合間のランチや、仕事後の夜ご飯に、ホテルにあるレストランなどで美味しい食事を楽しむこともできます。リモートワークプランに含まれている場合もあるでしょう。
注意点はコワーキングスペースと同様費用が発生するので、お財布と相談が必要です。
また、宿泊している他のお客さんは観光や保養目的の場合がほとんどなので、その雰囲気にも流されないようにしなければいけません。
5)リゾート地(ワーケーション)
近年注目を集めている働き方が「ワーケーション」です。
ワーケーションとは、「Work(仕事)」と「Vacation(休暇)」を掛け合わせた造語で、リゾート地など普段の職場とは異なる場所に行き、仕事を行うことを指します。
いつもとは異なる少し遠い場所に行くので、リフレッシュもできますし、仕事も捗る場合が多いでしょう。仕事の合間や前後に、食事や観光を楽しめるのも、ワーケーションのメリットです。
ただ、場所にもよりますが、普通の旅行と同じ程度の費用がかかる場合も多いので注意が必要です。気分転換・リフレッシュとして時々取り入れてみるのは良いかもしれません。
ワーケーションについては、こちらの記事に詳しく書いてあるので、ぜひご覧ください。
まとめ
いかがだったでしょうか?
どの場所にもメリットやデメリット、注意点があるので、自身の仕事内容や希望に合わせて選んでいくのが大切です。
また、そもそも就業規則的に「自宅以外はNG」などの場合もあるので、トラブルを避けるためにも会社に確認しながら行うのが良いでしょう。